初級者向け
- トップページ
- >
- 初級者向け
- ページID:112
- 掲載日:2025/12/11
- 更新日:2026/03/12
三辻山(みつじやま) 標高1108.1m
土佐町の南に位置し、工石山、陳ヶ森県立自然公園の一角にあり、原生林の残る山である。
東の鞍部にある樫山越えは、"嶺北地方から高知への本街道で、高知へ5時間かかり、上がり一里(3.75km)下り一里、上がり下り急なため牛も馬もやっとのことであった。峠には店やもあって柴餅や草履、草鞋を売っていた。又、飯も計り売りで一合飯、二合飯と売っていて行き暮れると泊まることもあった。"(「土佐町史」より)
戦国時代、嶺北地方の豪族本山氏は樫山峠を越えて本山に敗退しているところから古く利用されていたことがうかがわれる。又、樫山は土佐藩の「御留山」で檜、樅、栂、五葉松などの巨木があった所である。
登山コースは県道高知本山線(16号)の焼滝コース、工石山青少年の家コース、町道三辻山線コースなどがある。ここでは町道三辻山線コースを紹介する。
アプローチは、大豊ICから左折し、国道439号を吉野川、地蔵寺川に沿って相川橋まで遡る。左折し、県道高知本山線(16号)を相川、高須、樫山、立割を経由し、「三鉱生コン採石場」の前を通り少し行った所に、三辻山の標識が左手にある。そこから左折し、町道三辻山線を約20分行くと登山口に着く。登山口周辺には駐車スペースがなく、少し手前の鉄塔カーブに、3台位のスペースはある。登山口周辺にはRKC高知放送、KUTVテレビ高知、NHKのテレビ中継塔や、NTTなどの鉄塔が多く立っている。登り始めは雑木林の稜線添いの道で約15分でススキのある三辻山に着く。
頂点には香野平野や浦戸湾が一望に見渡せ、工石山が指呼にある。西に陳ヶ森、稲叢山、西門山、その後方に石鎚山系の山々が、北に鎌滝山、佐々連尾山、奥工石山。東に野鹿池山、黒滝山、杖立山、梶ヶ森、三国山、笹ヶ峰、その後方に剣山系の山々が遠望できる。頂上から南に約5分下った所に休憩所があり、そこが樫山峠、赤良木峠からの合流点である。休憩所付近は工石山自然休養林(569.84ha)に指定されている。ブナ等の自然林が残り、シャクナゲやトサノミツバツツジなどが自生し春には花が楽しめる。時間に余裕があれば焼滝登山口から登山し、工石山へ縦走すると良い。下山は往路を戻ると良い。
陣ヶ森(じんがもり) 標高1013.3m
土佐町の南西、いの町(旧本川村)上八川との境に位置し、展望の良い二等三角点の山である。又、工石山・陳ヶ森県立自然公園に指定されている。
"「陳ヶ森城」は別名田野々城、或いは、地蔵寺から見ると富士山に似ているところから「秀麗山城」とも呼ばれ、砦のような城跡があり、戦国時代、砦の争奪戦をした場所であろう。"(「土佐町史」より)
稜線には東西に5.4kmの遊歩道が整備されている。特に戸矢ヶ森(1078m)にかけての稜線には馬酔木の大群生があり、静岡県の天城山と並び称されている。浦戸湾を展望しながらハイキングを楽しめる。
登山コースは土佐町の峯石原コース、安吉コース、芥川コースと吾北村の川窪コース、小申田コースの5コースがある。ここでは峯石原コースを紹介する。
アプローチは、愛媛県西条ICから国道194号経由いの町(旧吾北村)思地で左折し、国道439号の郷の峰トンネルを越え土佐町坪淵まで、高知県側は大豊ICから国道439号を土佐町坪淵まで遡る。そこから峯石原の集落まで上がり、林道峯石原線を3.5kmで終点の駐車場に着く。駐車場は広くトイレも整備され、案内板の横に登山口がある。
駐車場の右手前方に陣ヶ森が見える。道は丸太で階段状に造られている。尾根道を約20分登ると、山頂に着く。頂上には休憩所があり、南と東側が急傾斜、頂上まで牛の放牧場になっており、展望が良く、工石山、三辻山、笹ヶ峰、国見山、梶ヶ森、白髪山、奥工石山の山々が見える。
遊歩道があり、500m間隔で案内板がある。丸山広場まで約20分、距離にて750m、時間に余裕があれば馬酔木の群生している戸矢ヶ森まで足を伸ばせば、春の開花時期にはたくさんの白い花が咲き豪華である。
下山は往路を戻るか、川窪登山口へ下山するとよい。
笹ヶ峰(ささがみね) 標高1131.4
土佐町の南に位置し、南国市との境にある緩やかなスロープを描く、三等三角点の山である。また、南国市最高峰の山でもある。
嶺北への「北山越え」は東から、国見越え、中の川越え、樫山越え、赤良木越えの道で、高知と嶺北を結ぶ往路として利用された道である。笹ヶ峰は中の川越えと樫山越えの間にある。
アプローチは、大豊ICから左折し国道439号線を吉野川、地蔵寺に沿って相川橋まで遡り、左折して県道高知本山線(16号)を相川川に沿って農協相川支所まで行き、橋を渡ると標識がある。そこを左折して高須の集落を通り、台と溜井の境界線の峠まで遡る。峠は四差路で右に標識がある。それに従って林道奥鍋割線を少し行くと町営の放牧場が右手にある。案内板に従いながら林道を直進すると、檜人工林の三差路登山口に着く。登山口周辺に駐車スペースがある。
人工林の中を約10分登ると、大きな岩の下に標識がある分岐に着く。左にとれば小天狗岩経由で山頂へ、右にとれば笹越え峠経由で山頂へ、コースを右にとり石ころ道を登ると、笹越え峠に約5分で着く。そこからコースを左(東)にとり、スズタケと灌木の尾根道を少し進むと左(北側)に大天狗岩がある。嶺北の山々を一望できる絶景の場所で、休憩するとよい。さらに、尾根道を約10分進み岩場の道を登ると三等三角点の笹ヶ峰に着く。
頂上には石積みの上に石鎚神社の祠が鎮座している。溜井の長野熊治氏によって大正初期に勧請されたものらしい。昔は祭日に神体を背負って笹ヶ峰山頂の祠に安置して、祭典、採灯護摩の業前神寺で施行されるようになった。
頂上からは香野平野、浦戸湾が一望でき、北に四国山地の山々と早明浦ダムが見渡せる。直ぐ下に広場があり、東側には休憩所がある。下山は尾根道を少し戻ったところから右(北側)に下り、小天狗岩を経由して下山すると良い。
このページに関するお問合せ
〒781-3492 高知県土佐郡土佐町土居194
TEL. 0887-82-2450






























